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画力向上のために習慣にしたい今日からできる3つのこと

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イラストレーター志望のほとんどの方が、「画力を上げたい! 」と切望していることと思います。とはいえ、画力は1日で向上するものではありません。日々の努力が必要不可欠です。それを踏まえた上で、効率的に画力を上げる方法はないものでしょうか?

画力を上げるために習慣づけたい3つのトレーニング

プロのイラストレーターや漫画家の発言を拾い分析すると、効率的に画力を上げるために必要なトレーニングが少しずつ見えてきました。今回はそのなかから、3つをピックアップしてご紹介したいと思います。

デッサン

デッサンとは、日本語で言えば「素描」のことです。対象の視覚的特徴をとらえ、通常は単色の輪郭線や明暗によって表現します。デッサンを行うことによって、モノを観察する力(観察力)、モノを正確に描き出す力(描写力)が鍛えられます。ほとんどの場合、モノをうまく描けないのは、インプット(観察力)とアウトプット(描写力)が不足しているからです。デッサンを行うことで、それらの能力を向上させることができますよ。

模写

自分の好きなイラストレーターの作品などを、ひたすら模写してみましょう。イラスト集でも、漫画本でも構いません。初めのうちは、クオリティの高い模写を目指すのではなく、ひたすら量をこなすことに集中しましょう。模写をくり返し行うことで、上手な人の線の使い方や空白の使い方、パースや画面構成などを学ぶことができます。

またトレース台を使って模写するのはあまりオススメできません。お手本を横に置いて、自分の目と頭と手を使うようにしましょう。

クロッキー

クロッキーとは、「速写画」のこと。数分〜数十分のごく短い時間で行われ、主に動きのあるモノを対象にして行われます。クロッキーを行うことで、対象を観察し描き出していく「スピード」を鍛えることができます。小さなクロッキー帳を常に持ち歩き、街に出て、人間観察がてらに描いていくのも良いでしょう。混み具合にもよりますが、電車通勤中やバスの中でクロッキーを行っている人もいるようですよ!

基本は反復、量をこなすことが肝要

どの漫画家、イラストレーターも口をそろえて言うのは、「毎日、できるだけ多くの絵を描いた人がうまくなる」ということ。そんなの当たり前じゃないかと思われたことでしょう。でも、上手に描けないからと絵を描かなくなったり、毎日描く習慣が身につかずじまいになったりする人は山のように存在します。忍耐と覚悟を持って、今回紹介したようなトレーニングを毎日行いましょう。その努力は絶対にあなたを裏切らないはずですよ!

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